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未来を拓く先駆者 顧客・会社・個人が「Win-Win-Win」の関係でいられる未来を拓いていきたい

サービスプロバイダ事業本部 船越 誠人

社会インフラの一端を担っている、その責任感こそがやりがい

2006年に新卒で当社に入社し、最初に配属された名古屋で6年間、その後大阪へ異動して6年間の計12年間、主に学術公共や製造業向けに営業を担当してきました。
その後東京に異動してきてからは、NTTコミュニケーションズ様の設備向けの営業を担当しています。
学術公共や製造業向けのビジネスは、どちらかというと所謂SIに近いイメージで、顧客のシステムを丸ごと請け負い、必要な商材などを組み合わせて顧客に対してシステム全体の提案を行い、提供を行うようなものでした。

東京に来てからは、顧客が要望するメーカーや商流がある程度決まっている中で、顧客の持っている課題や、導入のために技術的にどのように支援が出来るのか、時には新しい商材をどのように使っていくのか、そのようなことを社内のエンジニアと一緒に考え、提案するようなスタイルに変わっています。
顧客自体が自社サービスのグランドデザインを行うため、要望されるものが明確であり、その分、当社としても商材はどれでも良いというわけにはいかないため、商材の力に頼りすぎることなく顧客課題をどのように解決できるのかを、顧客と併走しながら検討していくというかたちで、考え方も変わりました。

顧客の提供しているサービス自体が社会インフラであり、そのインフラの一端を担っている、ミスが許されないという難易度の高い仕事の中で、顧客の状況を理解し、作り上げていくという責任感やプライドみたいなものはこの仕事の大きいやりがいだと思っています。

長い時間をかけて築いた信頼関係の先に求められる新しいチャレンジ

顧客のビジネスやサービスもどんどん新しくなっていく中、ここから先は、そのサービスのグランドデザインの部分から、これまで積み上げられた顧客との信頼関係を基盤として、どうやって共に創っていくのか?が重要になってきます。
その中で一番大切なことは、やはり顧客と徹底的に会話し、理解を深めていくことです。
プロジェクトを進めながら、顧客は一体何に困っているのか、それに対して当社からはどういった提案ができるのか?そこに真摯に向き合うことが重要です。
そのためには顧客や顧客を取り巻く環境まで理解し、時には先回りして行動しながら併走していくことが必要です。

長く付き合ってきた顧客であるということで、「常に求められたことをきちんとやる」、ということが一番重要と思われがちですが、当たり前のことを当たり前にやる一方で、扱う技術も日進月歩で変わっていく中、そこをキャッチアップしながら新しい事にもチャレンジしていく必要がある、と考えています。

例えば提供することの多い商材はもちろん、普段はあまり取り扱いがないメーカーの商材のことも、日々キャッチアップし、メーカーより深く理解する。そうすると顧客に対しての提案は「他社製品も含め検討したが、トータルで考えるとこのアプローチやこの製品が良い」という提案ができますし、顧客からすれば様々なメーカーに聞くより当社に聞いた方が早い、と思ってもらえます。
これまでの顧客との信頼関係があるからこそ、これまでと同じでは通用しない新たなチャレンジが求められます。

顧客を深く理解し信頼関係を保ちつつ、我々自身が変わり続ける、この2つを大切にしたその先にある、顧客からの「双日テックイノベーションじゃないとダメだ」と思ってもらえるところまでやっていくのが、今後我々が描く価値なのだと思います。

「当たり前を当たり前に」、その当たり前の基準を上げていく

元上司から以前言われた言葉ですが「当たり前のことを当たり前に、つまらないことで損をしない」という言葉がとても好きで、大切にしています。
これは単純に言われたことを言われた通りにやる、というだけではなく、やった上で、徐々にその「当たり前」の基準を上げていき、「それをやるのが当たり前」というのを組織全体の風土にしていきたいと考えています。

ただこの「当たり前」の共通の価値観みたいなものがこれまで当社にはなかったので、今回「ありたい姿」の中で、当社社員としてあるべき「行動指針」ができたことで、今後は「行動指針」が、ひとつの基準になればいいと思っています。あれをひとつの物差しとして捉えていきたいなと。
あとは自分が日々やっていることの積み重ねが将来に繋がっていくので、常に先読みして「今の自分の言動が先の何に繋がるのか?」を意識していくことも大切だと考えています。

私自身は今、課長としてメンバーのマネジメントを行っていますが、最終的には当社で働いていることを幸せだと思ってもらえるようになると良いなと思っています。
「幸せ」の定義は人それぞれ違いますが、その多様性を汲み取りながら「ここで働いているとこういうものが得られる」みたいなものをそれぞれのメンバーが感じられるような様々な価値を提供できる環境を整えるのがマネージャーの仕事だと考えています。
もちろんそのためには、顧客に対して当社が価値を与え続けられる会社であるということも同時に必要で、
顧客・会社・個人がそれぞれ「Win-Win-Win」の関係でいられることが理想であり、今後拓いていきたい未来です。
個人的な夢としては、娘が大きくなった時に「パパの会社すごいね」と言ってもらうことですかね。
そのために個人としても会社としても成長していきたい、それが自分自身の最大のモチベーションです。

未来を拓く先駆者