ネットワーク監視においてSNMPによる監視が長らく一般的な手法として用いられてきました。
しかし、リアルタイム性に欠けていることや、OID(MIB)で取得できるデータは限定的であり、
ネットワークの品質を監視するためにはSNMPでは限界があります。
本記事では、テレメトリーを用いることでこの問題を解決することができる、AristaのCloudVisionをご紹介いたします。
従来のSNMPでは大きく下記2つの課題があると考えます。
課題①SNMPポーリングによる監視の限界
SNMPのポーリング間隔は数分ごとに、ネットワークの監視を実施されている方も多いのではないでしょうか。しかし、SNMPのポーリングによる監視では、瞬間的にトラフィックのバーストが起きてしまった場合、検知できないという課題があります。
課題②SNMP MIBでは取得できないデバイスの状態確認
SNMPのMIBではデバイスの正常性を確認するために必要な情報が十分ではございません。
例えば、デバイス上でNTPサーバの同期がされていないことや、ディスクの容量がひっ迫しているなどといった情報はMIBでは取得することが出来ません。
上記課題に対して、AristaのCloudVisionを用いることでどのように解決できるかご紹介いたします。
トポロジーの可視化
まず、CloudVisionではトポロジーを様々な情報をもとに可視化することができます。
下図はInterface帯域の使用率を可視化しており、青色が濃いほど帯域の使用率が高いことを示します。
本構成においては、ARISTA-01~ARISTA-03間のInterfaceで輻輳を発生させるため、敢えて100%以上になるようにトラヒックを流しております。
①テレメトリーを使用したリアルタイム監視
トラヒックが輻輳している場合、CloudVisionではどのように可視化されるか、見ていきましょう。
Dropしているパケットを確認するためには、”Discard Rate”を選択することで、対象のInterfaceが赤く表示されます。
Interfaceにカーソルを当てると、1秒間にどのくらいパケットをDropしているか、数値として確認することができます。
トラヒックが輻輳している際に、<どこから><どこに><どんな通信が流れているか>を確認する方法としては、Traffic Flowsタブから確認することができます。
”Devices>ARISTA-01>Traffic Flows”を選択し、”Show Source Hosts、Destination Hosts、Destination Ports”を選択することで、輻輳しているトラヒックを確認することができます。
*下図では、Dest IP:10.10.100.1、Source IP:10.10.80.1-10、Dest Port:http(80)の通信によって輻輳が発生していることが分かります。
②SNMP MIBでは取得できないデバイスの状態確認
SNMP MIBでは取得できない情報も、AristaのCloudVisionであれば、簡単に確認することができます。
Topologタブから該当デバイスを選択、Active Eventsを選択すると、現時点でActive になっているEvents情報が一覧で表示されます。
上記環境においては、ARISTA-04がNTPの時刻同期が出来ていないことが確認できます。
従来の監視方法では取得できない情報なども確認することができ、デバイスの正常性確認に役立てることができます。
他にも、AristaのCloudVisionにはネットワーク運用者にとって便利な機能がございます。
例としては、機器毎のEOLやBug情報を一覧で確認することが可能です。
■Bug情報一覧
本日5日からスタートした、janog52では弊社ブースにてAristaの展示を行っております。
ブースでは、Cloud Visionのデモも実施しておりますので、ご興味ある方はぜひお越しください!
木村 詩織
入社4年目のNWエンジニア
DCスイッチ/ルーターのプリセールス/デリバリーを担当
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