Interop Tokyo カンファレンス 2022「マルチクラウドネットワーキングへの希望・欲望と現状」パネルディスカッション登壇記
2022年 6月15日(水)〜6月17日(金)幕張メッセにてInterop Tokyo カンファレンス 2022が開催されました。 https://f2ff.jp/conf/2022/06 全41セッションの中、 「マルチクラウドネットワーキングへの希望・欲望と現状」に登壇してきましたので概要をご紹介致します。 https://f2ff.jp/introduction/6137?event_id=conf-2022-06 尚オンデマンド配信は2022年7月4日(月)10時より~2022年12月23日(金)17時まで行われますので 当日のセッション内容はご視聴可能です。
目次
■CXO(CEO,CTO,CIO)■情報システム部門役職者■クラウド戦略担当者
1.セッション内容について
シスコシステムズ河野さんより、イントロダクションがありました。 (ブログ作成者の主観によりサマリーを纏めております。正しくは、詳細は、オンデマンド配信でご確認ください。)
インターネットの主役はクラウドサービスプロバイダーへと遷り変わり、クラウドサービスのためのネットワークと言っても大げさではないほど、クラウドは台頭の時代を過ぎクラウド中心となってきています。 クラウド利用は当たり前となり、ビジネスのイノベーションに使われ、クラウド共に共創する時代に入っています。 そのような中で集約と分散の両モデルが混在し、マルチクラウドが必然となっています。
クラウド間通信、サイトクラウド間通信を統合するデジタルエクスチェンジとしてNaaS/マルチクラウドネットワーキングがサービスリリースされています。
ミクシィ吉野さんより、マルチクラウドユースケースと課題の共有がありました。 (ブログ作成者の主観によりサマリーを纏めております。正しくは、詳細は、オンデマンド配信でご確認ください。)
STech I坂口からは、Cloud NaaSの現状が紹介されました。
NaaSはIaaS上で接続ポイントであるPoPを用意し、IaaSを使ってネットワークの相互接続を提供するサービスモデルです。 仮想ネットワーク単位に、プラットフォームであるCSPやオンプレに依存せず(NaaSのネットワークにつながっているので) その経路の暗号化や可視化(トラブルシューティング)、ルーティング、アセットの共通化(Firewall、DNS等)が可能なサービスです。 言い換えると、コンピューティングリソースを分散して利用する場合、処理するアプリケーションに対して、共通のネットワークとセキュリティ機能を提供します。
また、NaaSのユースケースも共有しました。 その他PacketFabric Daveさんから、Agile Cloud Coreの紹介が行われました。
会場からは、マルチクラウド利用における、ネットワークの注意点や、サービス品質に関する意見交換も行われました。
詳細は、オンデマンド配信をご覧ください。 https://f2ff.jp/conf/2022/06