双日テックイノベーション、当社社員の論文が「計測自動制御学会論文集」に採録

双日テックイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:西原 茂、略称:STech I[エス・テック・アイ])のクラウドソリューション事業本部 第一技術部 二課の最上 徹義が共著者である、論文「睡眠の質に対する主観的評価と客観的評価のズレへの気づきを促すための定性的フィードバック手法の提案」が、「計測自動制御学会論文集 61 巻 5 号」に採録され、2025年5月29日に公開(J-STAGE)したことをお知らせします。

■採録された論文について

実際には十分な睡眠が取れているにもかかわらず、睡眠が不足していると感じてしまう状態を「睡眠状態誤認」と呼びます。この症状に対しては、睡眠の質に関する主観と客観のズレを当事者に正しく認識させる不眠の行動認知療法があります。論文著者らは、このズレを定性的にフィードバックする手法の有効性と、継続利用意欲の向上を実証しました。

この定性的可視化フィードバックの手法として、画家モンドリアン氏の抽象絵画作品「コンポジション」のグラフィック・パターンを採用しました。以下に、採用したグラフィック・パターンのイメージを示します。

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詳しくは以下のリンクをご参照ください

【論文タイトル】
「睡眠の質に対する主観的評価と客観的評価のズレへの気づきを促すための定性的フィードバック手法の提案」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicetr/61/5/61_294/_article/-char/ja

■クラウドソリューション事業本部 第一技術部 二課 最上 徹義からのコメント

日本は世界的に見て睡眠時間がとても少ないことで知られており、睡眠時間の短さがメンタル不調や生産性低下につながると言われています。今後さらに、日本では生産人口減少が予測され、生産性向上に着目されている中、睡眠からアプローチした生産性向上も検討する必要があると考えています。今回の研究がその一助となれば幸いです。
また、従業員エンゲージメントの観点で定性的可視化フィードバックは、通常の定量的なフィードバックと比べて、楽しさや面白さをより強調できる可能性がある手法だと感じています。目的によっては、これまで数値でフィードバックしていたことを、別の表現に置き換えると面白いかもしれません。
最後に、本論文の採録にあたり、ご指導・ご協力いただいた研究室の教授およびメンバーの皆様に、心より感謝申し上げます。

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クラウドソリューション事業本部 第一技術部 二課 最上 徹義

■今後の展望

当社は今後も、「ITで未来を切り拓く先駆者として」最新のテクノロジーを活用した革新的なソリューションの開発を通じて、社会課題の解決に貢献してまいります。

双日テックイノベーションについて

社名:双日テックイノベーション株式会社

所在地:東京都千代田区二番町35麹町三葉ビル(受付6F)

設立:1969 年2月 24

URL https://www.sojitz-ti.com/

事業内容:国内外の最新ソリューションによるネットワーク・ITインフラ構築、システム開発、​運用・保守などのサービス提供、およびデジタルトランスフォーメーション支援。

■お知らせ

2024年71日より、当社の商号が「日商エレクトロニクス株式会社」から「双日テックイノベーション株式会社」に変更となりました。また、101日には、理念体系を策定、新たに略称STech I(エス・テック・アイ)のブランドシンボルを以下の通り発表いたしました。Vision(ありたい姿)に掲げた「ITで未来を切り拓く先駆者」を目指して、お客さまの歩む先の道を照らして次の未来をつくることで、ビジネスに貢献するイノベーションに挑戦しつづけます。

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