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未来を拓く先駆者 常に最適解を導き出せるプロジェクトマネージャーになりたい。

2009年 新卒入社
SG事業本部 ソリューション部 エンジニア S.S.

2009年に、新卒で双日システムズ(※2018年に日商エレクトロニクスと合併)に入社。現在、某大手企業の基幹システムの刷新プロジェクトを担当している。目標は、なんでもできるプロジェクトマネージャー。ファシリテーションやネゴシエーションスキルを高めるべく、邁進している。

わたしの仕事内容

私は今、某大手企業の基幹システムの刷新プロジェクトを担当しています。
プロジェクト自体は2023年までのロングスパンで、要件定義フェーズ、つまり開発に移る前段階の何もない状態から関わっています。その中での私の役割としては、開発が完了して納品した後の保守の部分まできちんとフォローアップできるようにするために、しっかり上流の要件定義から見ていくことになります。
例えるなら、レストランのウェイターさんの仕事のようなもので、お客様が何を食べたいのかをヒアリングし、それをシェフ(開発エンジニア)に連携することがミッションになります。
お客様の求めているものを正確に聞き出し、正確に連携する。言葉で表現すれば簡単に聞こえるかもしれませんが、とてもセンシティブで重要な仕事だと思っていますし、あらゆるフェーズのあらゆるケースを想定しなければ務まらない仕事になるので、それだけ責任も大きいと感じています。

この仕事のおもしろさ

お客様はもちろんのこと、いろいろな会社のいろいろな部署が関わってくる仕事になるため、それだけ複雑性が増すわけですが、私にとってはそれが面白さになっています。
さまざまなステークホルダーをまとめていく仕事に就ける機会もそうそう無いですし、まして今回のプロジェクトは大企業様がお客様になるため、通常よりも関わる人も多い。これまでの私が担当してきた仕事の中でも最も難易度の高いものになりますが、それだけおもしろいと感じますね。
また、案件によっては“決まった会社と決まった製品でのやりとりを行う”こともありますが、今回のプロジェクトのように何もないところから作り上げていくというのも魅力に感じています。
うまくいくかどうかは、全て自分たち次第。お客様が大企業様であることから案件規模も数百億円レベル、関わるエンジニアも数百名レベル。いつにも増してプレッシャーを感じますが、それがまた心地よかったりもします。

わたしが力を入れていること

これまで私は営業寄りのシステム担当だったため、営業に関する知見しかありませんでしたが、今回の基幹システムは基幹とつくだけあって会社経営のありとあらゆる分野の知識が必要になってきます。
特に難しいと感じているのが会計関係です。会計業務は企業によって異なることが多いため、一般的な知識だけでなく、実際にお客様が普段どういう業務を行っているのかを正確にキャッチアップしなければなりません。一般的な知識もまだまだだと自覚しているので、日々の勉強によってカバーしつつ、同時進行でお客様にヒアリングをしていく必要があります。
いくつになっても勉強は欠かせないと感じています。

日商エレクトロニクスの入社理由

私が入社した2009年当時、IT業界はとても勢いがありました。今でこそ一般教養となっている部分も多いですが、当時はITに関する知見があるということだけで強みになる、と言ってもいい時代でした。なので、私自身は文系でしたが、将来を鑑みてIT企業への入社を希望しました。業界を調べていく中で、IT企業にもいろいろあることに気付きました。
メーカー系や独立系、金融系など、調べれば調べるほど奥の深さを感じていたのですが、その中でも商社系が目に留まりました。商社の最大の強みは“なんでも扱っている”こと。
ミサイルからカップラーメンまで、なんてことも言われたりするわけですが、そういった事業の奥行きに対して魅力を感じ、日商エレクトロニクスを志望し入社しましたね。
当社を受ける中で印象的だったのは、社長の最終面接です。「卒論は何について書いたの?」「うちのオフィス、どう思う?」といった就活にあまり関係ないような雑談を中心とした面接だったことを今も覚えています。こんなにフランクな社長の会社なら安心して働けそうな気がする、と思い、入社を決意しました。

これからのわたし

先ほど、今のプロジェクトは刺激的なことが多いのでとても面白いと言いましたが、とはいえプレッシャーも相当なものなので、体力的にも精神的にも大変だと感じています。
このプロジェクトが落ち着いたら一息つきたい気持ちもありますが、一方で、プロジェクトを担当する中で、ファシリテーションやネゴシエーションに課題意識を持ちはじめました。プロジェクトに一緒に関わっている先輩で、さまざまな利害関係のある人々をきれいにまとめ、誰にとっても最適な解を導き出せる方がいるのですが、とても尊敬しています。
そういう、なんでもできるプロジェクトマネージャーを目指してこれからも頑張っていきたいですね。

※記載の部署名及び仕事の内容は2021年8月時点のものです。

未来を拓く先駆者