Nutanix(ニュータニックス)で実現する
デスクトップ仮想化

企業データの情報漏えい対策、災害対策やパンデミック対策、PCデバイス管理の効率化といった以前からのニーズに加え、近年は在宅勤務やテレワークなど多様なワークスタイルに対応するため、デスクトップ仮想化(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)を導入する企業が増えています。
従来の仮想化基盤に対して、より「迅速」・「簡単」・「快適」に実現できるのがNutanixです。

動画でわかるNutanixのデスクトップ仮想化

デスクトップ仮想化の導入、運用に適したNutanix。その特長やメリットがわかりやすくまとめられた動画です。さらに詳しく知りたい方はぜひ、ご覧ください。

用語解説:VDI(仮想デスクトップ)とは >

VDI環境を確実かつスピーディーに構築

NuNutanixは代表的なVDIソリューションである「Citrix XenDesktop」と「VMware Horizon」から、従来の仮想化基盤にはない「事前検証済みの認定」「独自のファイルシステム」を有しています。NutanixのVDI環境を導入することで「検証や評価に掛かる時間」や「構築作業時間に掛かる時間」などの課題を解決することができます。

CitrixとVMwareのVDIソリューションが事前検証済み。安心して導入できる

Nutanixは、多くの企業が採用している、代表的なVDIソリューションである「Citrix XenDesktop」と「VMware Horizon」での動作を各社から保証されています。さらにNutanxは、各社と共同検証したリファレンスをメーカーとして提供。安定的にVDIを稼働させる構成を保証しています。安心して導入できると同時に、検証や評価にかける時間を節約できます。
NutanixはCitrixとVMwareのVDIソリューションが事前検証済み

高速プロビジョニングでデスクトップ仮想化の構築作業を短縮化

Nutanix Distributed File System(NDFS)はSSDとHDDを階層化し、頻度の高いアクセスはSSDに読み書きすることで高速なIOを実現しています。これにより、VDI構築作業時に時間がかかる仮想OSの展開(プロビジョニング)処理時間が劇的に短縮されます。
この特長を活かし、ヤフー株式会社様ではパトロール業務を行う利用者がマルウェアに感染したときの仮想OS再構築の迅速化にNutanixが貢献しています。詳細は下記ページをご覧ください。

ヤフー株式会社様 導入事例 >

わずか2Uで300VDI、ユーザー数が増えても、パフォーマンスダウンすることなく簡単に拡張を実現

Nutanixは従来の仮想化基盤にはない「ストレージをもたないシンプルな構成」「無停止で無限に拡張可能」なテクノロジーを有しています。NutanixでVDI環境を導入することで「ユーザー規模に合わせた最小構成からスタートできる」「拡張作業時にVDIサービス停止を行う必要が無い」「拡張後にパフォーマンスに関する問題が発生しにくい」などのメリットが得られます。

わずか2Uで、300台以上のWindowsが稼働

STech Iの技術サービスセンター(NETFrontier Center)にて、ユーザーの環境に合わせたVDIのパフォーマンステストを実施。Nutanix3460モデル1台(2U)でWindows 7(日本語環境を搭載)の仮想マシンが360台も稼働できることを確認しました。
従来の仮想化基盤に対して、ストレージを持たないシンプルな構造、そして2Uという小さな筺体サイズでありながら、より多数の仮想マシンを稼働できるNutanix。これまでよりも、より一層効率的なVDI運用への投資を実現できます。
※NX-3460(2U)の場合。1仮想マシンあたり、およそ100IOPSが提供することができます。(STech IがLoginVSIにて検証)
Nutanixはわずか2Uで、300台以上のWindowsが稼働

VDIサービスを停止することなくシステム拡張が可能。パフォーマンスへの影響も皆無

VDI環境を導入する企業の多くは、トライアルとして数十ユーザーからスタートして、ユーザー数を増やしながら仮想化基盤を拡張していくことが、当社のVDI導入実績からわかっています。

後からの拡張を考えると、従来の仮想化基盤の場合にはユーザー増加に合わせてストレージ容量を増加しようとSSDやHDDを増やしても、ストレージコントローラは増えていないため、結果としてユーザーあたりのIOPS性能は下がってしまいます。いずれ迎えるストレージの性能限界により、システム停止を伴う大掛かりなシステム拡張作業が発生することからも、従来の仮想化基盤ではユーザーに対して安定したサービスを提供するのは非常に難易度が高いことがわかります。

その点Nutanixのノード拡張はCPU・メモリー・SSD・HDDといったハードウエアだけでなく、ソフトウエアとして提供されるストレージコントローラも同時に拡張されます。さらに、拡張作業はサービスを停止することなく実施することが可能です。これにより、ノードを追加した分だけIOPS性能も比例して増えていくため、VDI基盤は性能限界を迎えることなく無限にスケールアウトすることができます(下図参照)。結果としてユーザーは導入時のIOPS性能が変わることなく安定したサービスを受けることができます。

NutanixではVDIサービスを停止することなくシステム拡張が可能。

必要な時に必要な分だけ購入することができ、日々の運用コストも削減

Nutanixは従来の仮想化基盤に比べて非常に高いTCO削減効果を生み出します。VDI環境をNutanixで導入することにより、「必要な時に必要なリソースのみ購入」「予測可能な投資」「ライセンスコストの低減」「運用コストの大幅な削減」ができるようになります。

予測可能な無駄のない投資を実現。投資の仕方が変わる

従来の仮想化基盤の場合、システム拡張作業の難易度が高いことから、あらかじめ将来のユーザー増加計画を見据えたサイジングを行い、少しリソースを多めにシステム構成を組むことも少なくありません。しかし、導入作業が長引き、社内アプリケーション側の都合でVDIユーザーが当初の計画通りに増加しないことも多く、リソースが無駄に余ってしまっている話も多く耳にします。

また、従来の仮想化基盤を拡張しようとすると、サーバー・SSD・HDD・ストレージコントローラ・SANスイッチなどさまざまなパーツで構成されているため、システム拡張時の費用が算出しにくく、さらに、ストレージコントローラやSANスイッチの拡張時は、システム停止を伴うなど、作業費用含めて高額になってしまいます。

一方Nutanixは、ノード単位での拡張をシステム無停止かつ無制限にスケールアウトができるため、システム拡張が容易であり、将来的なユーザー拡張を見据えたシステム構成を考慮せずに、必要なリソースを必要な分だけ購入することが可能になります。

さらに、Nutanixの優れた点として、導入時のサイジングと新たに追加されたリソース消費の将来予測機能により「このままユーザーが追加されたら、あと数日後にどれぐらいのリソース追加が必要か?」ということが分かるようになります。この機能により、将来を適切に予測し計画的な投資が実現可能になります。

Nutanixは必要な時に必要な分だけ購入することができ、日々の運用コストも削減

ラックや電源などデータセンター費用を70%以上も削減

Nutanixはラックや電源などデータセンター費用を70%以上も削減

上記では1台のNutanixで300台以上のWindowsの仮想マシンが動作できることを伝えましたが、従来型のSAN/NAS構成では300台の仮想マシンを実現するためには最低でも10U以上のラックスペースが必要でした。その点、Nutanixではこれを1台=2Uで実現できることから、ラックスペース、電源、消費電力など、データセンターでの費用を70%以上削減できるようになります。(当社試算)

AHV利用で仮想化ソフトウエアのライセンス費用を削減

マルチハイパーバイザーをサポートするNutanixに新たにKVMベースのAHVが加わりました。これはNutanix製品に無償提供されるものです。
AHVとCitrix XenDesktopを組み合わせることで、仮想化ソフトウエアのライセンス費用部分の低減が可能です。

関連情報:AHV(Acropolis Hypervisor)の詳細はこちら >

3DCADやグラフィックデザインを含んだ、あらゆるワークスタイルに対応可能

vGPU対応により、新たなVDIニーズとして製造業のデザイン部門やゲームや映画制作会社のグラフィックデザイナーも利用可能に。

NutanixはvGPU対応モデルをラインナップ

VMware Horizonは2014年~2015年に、nVIDIA製GRID GPUをサポートしました。これにより、従来はVDIには不向きとされていた、製造業の生産デザイン部門やゲームや映画制作会社のグラフィックデザイナー向けにVDIサービスを提供できるようになりました。
また、NutanixはVMware HorizonのvDGA/sDGA/vGPU方式に対応したnVIDIA社GRID GPUを搭載したモデルをラインナップ。さまざまな業務でVDI環境が利用できるようになることで、全社的なVDI環境の導入にも一歩踏み出すことができます。

NutanixはvGPU対応モデルをラインナップ